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【太平洋工業】据置・見通し変更:BBB /安定的→ポジティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0766

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0766

201 5 年 12 月 22 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

太平洋工業株式会社

(証券コード:7250)

【見通し変更】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的 → ポジティブ

【据置】

債券格付 BBB+

■ 格付事由

(1) プレス・樹脂製品およびバルブ製品を主力とする自動車部品メーカーで、トヨタ自動車グループ向けの売

上が全体の 7 割を占める。中でもタイヤバルブは世界最大手である。金型・設備の内製化や設計開発から

表面処理、組立に至る一貫生産体制を背景にコスト競争力や技術開発力で優位性があり、主要製品のホイ

ールキャップやタイヤバルブなども高い市場シェアをもつ。なお、15 年 8 月に米国でプレスの第二生産

拠点が稼働し、16 年には直接式タイヤ空気圧監視システム(T PMS)の中国現地生産開始を予定している。

(2) T PMS の製品モデルの切替や制御機器の製品集約を背景にバルブ製品事業の収益性が高まっている。新工

場建設などの先行費用負担が続くプレス・樹脂製品事業も中国天津工場が黒字化するなど改善傾向にある。

連結営業利益は過去最高益の更新が継続しており、中期的にみてもプレス・樹脂製品事業の収益性改善に

より、更なる上乗せが想定される。財務構成は良好であり、増加した利益、キャッシュフローなどにより

さらに改善する可能性が高い。今後は自動車メーカーの軽量化ニーズに対応した超ハイテン材の加工ライ

ンの増強効果の進捗、中国長沙工場の損益改善度合いをフォローしていく。以上を勘案し、格付は据え置

くものの、見通しを「安定的」から「ポジティブ」へ変更した。

(3) 16/ 3 期営業利益は 77 億円(前期比 10. 6%増)と 4 期連続の増益見通しである。T PMS は世界各国での装

着義務化を背景に需要が増加する中、生産性の改善が進んでおり、連結利益の拡大に貢献している。プレ

ス・樹脂製品事業では中国で長沙工場が生産量の伸び悩みで採算が厳しいものの、天津工場が生産量増加

により損益が改善しつつある。

(4) 15/ 3 期末の自己資本比率 55.5%、ネット DE R0.2 倍であるなど財務諸指標は良好な水準を維持している。

米中におけるプレス工場の生産能力増強や中国の T PMS 工場新設などを実施し、設備投資は15/ 3期で一

巡したとみられる。中期的には海外能力増強などの投資が拡大する局面も想定されるものの、財務改善は

続くと考えられる。

(担当)上村 暁生・小野 正志 ■ 格付対象

発行体:太平洋工業株式会社

【見通し変更】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 BBB+ ポジティブ

【据置】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 3 回無担保転換社債型新株予約権

付社債(転換社債型新株予約権付社

債間限定同順位特約付)

60 億円 2014 年 3 月 19 日 2019 年 3 月 19 日

利息を付

さない

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 12 月 17 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:上村 暁生

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「自動車・自動車部品」(2012 年 3 月 26 日)として掲載し

ている。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 太平洋工業株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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